私の出発点は,医療訴訟です。私は,これまで,医師として地域の拠点病院で臨床業務に携わってきて,医療者側・患者側、それぞれについての問題点を見つけることができました。
これらの問題の多くは、相手方を知ることで解決することができるものです。
そして、そのような解決の仕方こそが医療にまつわる紛争にとってのあるべき姿であると思っています。
これまでの医師としての臨床経験を活かし、弁護士として法律的問題を分析することで、これまでと違った自然な解決を目指すことができると信じています。医師としての経験があるからこそ,法的な解決にとどまらない,新たなよりよい解決方法を提供できるのです。
医療は本来、医療者みんなと、患者さん達との共同作業であったはずです。そうした自然な姿を損なわず、紛争が起きないように、また紛争が起きてしまったときでも,そのような残念な結果は本当に避けられないものであったのか,を再度検討しなおして,自然な解決ができるように、全力を尽くしていきます。