モンスターペイシェントや医療過誤問題とならび、「命に近い仕事」だからこそ、譲れない主義主張というものは存在し、残念ながら「仲間が敵になる可能性」については、一般の株式会社よりも高い可能性も、医療法人には存在します。
ひとりの患者様に寄り添うことと、効率的に医療業務を執りまわしてゆくことの目的は、「命を救う」「人を助ける」ところに帰結するものであると信じるものですが、その方法論、手段をめぐる論争は、避けうることのできない局面も考えておかねばなりません。
まずは院内規定の策定が必須です。不幸にして内部紛争が発生した場合においては、まずは法的に戦わない手段を取り得ないかの確認と和解について善処し、それでも問題解決が図れない場合には、「医は仁術」の医者としてのフィロソフィに反することなく、法的アドバイスや必要文書作成等を行い、裁判外での交渉、訴訟対応手続きをサポートいたします。